ブラジル音楽だとかサンバとか称されるジャンルになるのだろうか?全くの門外漢で、どう形容していいのかさっぱり分からないのだけれど、目の前で観たライヴ・パフォーマンスは凄く居心地のいい濃密な空間で、俺にとっちゃスリリングなロックに聴こえたのだ。
主人公は Pikaia Pandeiro Special。ピカイア・パンデイロ・スペシャルと読むらしい。つい先日まで名前も姿、形、音も知らなかったグループなのだけれど、本業のCDショップで取り扱うことになり、サンプル盤をいただいたので聴いてみると、超ゴキゲンなサウンドで大満足。それ以来、あっという間に愛聴盤と化してしまった次第なのです。
個人的にはロック、ポップスが中心の音楽生活ではあるのだけれど、形式的な音楽性と言うよりも、あくまでもバンドの有機性とか演奏スタイルに刺激される嗜好なもんで、こうしたサウンドも全然オッケーな訳です。当日は、レーベル・オーナー氏の粋な計らいにより招待いただいたので、有難く足を運ぶことにしました。
バンドは4人編成。最新作「Sangue」のレコ発ツアーと言うことで、西区の洒落たブラジル音楽CDショップ Chove Chuva店内でのライヴ。レコード棚とCDラックに囲まれた狭いスペースでトランペット、パーカッション、ギター、そしてパンデイロなるブラジリアン・タンバリンを駆使したパワフルな演奏。バンド名の通り、このパンデイロの可能性を追求するという音楽性とのことだが、打楽器が常に2-3鳴っていることになり、リズムが多彩なこと!
個人的には、トランペットのリードメロディーが楽曲全体を貫いているのが印象的。覚えやすくてキャッチーなメロディーの宝庫なんです!全曲トランペッターの渡辺隆雄さんのペンによる楽曲だそうだが、めちゃめちゃ完成度が高いのに、ライヴならではのフレキシブルな演奏で姿、形を変えていくのを目の当たりにして感動。シビれました〜
このパンデイロという楽器。存在すら全く知らなかったのだけれど、タンバリン周囲のシンバルの方向が向かい合わせ、とか厚みがあまりなく表側にパッドが一枚あるだけという仕様。ピックアップを裏に貼って音を出すのだが、演奏する3人とも叩く位置や力、速さを小刻みに変えたり、ミュートしたり、叩かずに激しく振ったりして、多彩で絶妙なリズムを産んでいるのだ!
中でも、ライヴ全編でパンデイロを激しくプレイしていた小澤敏也氏(よくパンデイロのワークショップを開講しているほどの腕前だそう)の、超高速パフォーマンスには会場中湧きまくり。お客さんは30人くらいだったのだけれど、非常に熱い空間で、その熱演は3時間にも及びました。また是非観たいもんですね〜
Mon/18/9/2006
大阪 Chove Chuvaにて




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