ひょんな切っ掛けでお誘いいただいたジャズ・ライヴに足を運んできた。生まれてこのかた、ロックやポップス街道まっしぐらの人生だった俺にとっちゃ、ジャズは入り口だけでウロウロしているだけで、全くの門外漢みたいなものだけれど、ライヴとなったら話は別。スリリングな緊張感が渦巻く演奏を生で耳に出来るというのだから、最早ジャンルなんてものはどうだっていい。折角のお誘いを断る手はない!
ということで行ってきた新世界。
会場は通天閣イベントホールだという。聞いたことないな〜。多分通天閣のすぐそばにあるんだろうけど・・・と軽くググってみると、どうやらあの通天閣の中でやるライヴっぽい。うーむ、なんだか凄そう。
実際には通天閣1階入り口からエレベーターで上がった先の、現在は全くの空きスペースだったというがらんどうの3Fフロア(写真上から3番目に映っている、通天閣タワー中腹の出っ張ったトコです)を、一面パイプ椅子で敷き詰めたという即席ライヴスペース。窓の外には新今宮スパワールドやフェスティヴァル・ゲート、眼下には新世界の街並みが広がるという異色のシチュエーション。なんだか興奮するな〜
今日のライヴは「北川潔 Bass Trio」なる3人編成のユニットによる演奏。ニューヨーク在住だという、リーダー北川潔さんの凱旋公演という今回のジャパンツアー。今日はその千秋楽で、ジャズレーベルとして名高い澤野工房プレゼンツということらしい。
場内は20〜60代くらいまでの、すんごい幅広い客層で、満員御礼の立ち見まで出る盛況ぶり。更にはテレビ、新聞社、通信社など大手プレスも結構来ていたようで、なんだかただならぬ雰囲気(翌晩のABCニュース枠では、10分のドキュメンタリーとして放映されていましたよ)。演奏中はすんごい静かなのに、演奏が終わる度にすんごい拍手と歓声。お客さんも集中しまくりのすごい空間でした!
その北川さんを筆頭に三木俊彦さん、江藤良人さんというメンバー3人。演奏曲目はオリジナルの他 John Coltraneらのカヴァーを加えた2部構成で2時間以上にわたる熱演!自在にウネウネ弾きまくる北川さんのベースラインに呼応するように、小刻みなシンバル、ハイハット、ペダルワークがとんでもなく印象的な凄腕 江藤さんのリズム。新世界の夜に激しく息づいているのが気持ちいいな〜
彼の演奏は昨夏、大阪梅田のジャズバー Royal Horseでも彼のリーダーバンドで観てはいたのだけれど、随所で光るアタック感、スティックワークにロック的パフォーマンスも見え隠れしてすんなり聴ける。決して力任せなんかじゃないのにアグレッシヴだし、シャープでフレキシブルなリズムがカッコいい。
追伸)ライヴ後の興奮冷めやらぬ状態で会場を後に。
とはいってもそこは通天閣。長らく大阪市民だし、中学生の時にセコいゲーセン目当てで通った通天閣でもあったのだけれど、この至近距離で見る通天閣の圧倒的な存在感にはやっぱし恐れ入るばかり。ついつい斜め下から写真撮ってお上りさん気分(笑)。こんどは、このライヴの主催元である澤野工房にも行ってみよっと!
Mon/11/6/2007
大阪 通天閣イベントホール
下写真)久し振りに見た、超お手製チケットの半券。80年代にはこんなのもまだ少しあったけど、後にはオンラインチケットが席巻し、すっかり見掛けなくなったもんな〜。なんだか主催者の熱い意気込みを感じた嬉しい瞬間でした。




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